本器は、ヘルムホルツコイルの中心点に被測定物を配置し、この被測定物に対し、常温~200℃の温度変化を与え、トラッキング性能を得る事を可能としたRF磁場発生システムです。セラミックフレーム化されたヘルムホルツ磁場発生システムを提供。
ヘルムホルツコイル+高温発生治具+RF磁界発生アンプ
本システムは、磁束の中心軸中央に、ヒーターと白金抵抗体を配置する事により、ヒータープレート上部の温度を常温から200℃の任意の恒温に保つ事を可能にした、試料台(被測定物配置台)を用意した。試料台の温度コントロールは、弊社製精密温度コントローラKLTシリーズを用意し、システム構成し、被測定物は常に磁束の中心軸中央に配置されるよう考慮されている。
コイル内径 :20mm コイル間距離:10mm
コイル間(10mm)で得られるHrf:2Oe
RF変調:2.4MHz
下記写真は本器、RF磁気発生システムに用いられた温度コントローラKLT-2SS。
仕様
AC入力 :100V±10%
最大消費電力 :120VA(DCでの負荷から算出)
温度コントロール採用基板形式 :ATC-2500(弊社製品)
ヒーター最大電流 :6A
ヒーター電流リミット :0~6A(背面ボリュームで設定)
ヒーター最大電圧 :18V
温度設定範囲 :-20℃~100℃(内部/外部制御共に)
駆動方式 :P/I制御方式
温度制御制度 :±0.01℃
絶対温度最大誤差 :±0.1℃
相対温度誤差 :±0.1℃
外形寸法 :H100×W220×D250(mm)
重量 :約7Kg