Optical Isolator 光アイソレータ

Optical Isolator光アイソレーターとも言われ、磁気光学効果の一つである、「ファラデー効果」を利用し、順方向では光が透過し逆方向では光が透過しないという特性を持つ光学部品をOptical Isolatorと言います。
光アイソレーターは、磁石とファラデー素子からなるファラデーローテーターと、偏光子(偏光分離素子)で構成されます。ファラデーローテーターが入射方向に依存せずに、直線偏光を同一の方向に回転させるという特性を生かし、反射戻り光を除去します。
方式としては、大きく「偏光依存型」と「偏光無依存型」に分類されます。また、ご要望に応じて、光ファイバー入力や空間光入力とすることや、ご使用波長、光源の光出力に応じて、偏光子方式、ファラデー素子の材料を選択し対応いたします。

40 dB偏波非感受性シングルモード光ファイバアイソレータ、1550 nm

光アイソレータは大きく分けて、入射光が直線偏光の場合に対応する「偏光依存型」と、入射光の偏光状態に依存しない「偏光無依存型」に分類されます。

偏光依存型光アイソレータ(Polarization Dependent Isolator)

図1に偏光依存型光アイソレータの原理図を示す。透過軸が45°傾いた2つの偏光子の間にファラデー回転角が45°の素子を挿入した構造を持つ。


光アイソレータとは、順方向に進む光のみを透過し逆方向の光を遮断する部品です(図1.参照)。戻り光によるレーザの損傷、不安定化、干渉によるノイズ防止などに必要で、光アンプや光通信線路で多数使用されています。

 

光アイソレータには、入射光が直線偏光のときに使用する偏光依存型と入射光の偏光状態によらない偏光無依存型があります。ここでは両タイプの原理を説明します。何れの場合も光の進む向きで偏光の回転方向が逆になる磁性体ファラデー素子の特異な性質が重要な役割をしています。


光アイソレータの使用用途/(以下効果を貴社システム改良にお役立て下さい)

光アイソレータは、ファイバやLED、LDのアンプにおける戻りによる、ノイズの発生や、入射したとの干渉によって、通信やLD/LEDのが正しく出力されない原因を取り除くために使用されます。 ファイバの選定の際には、対応している波長、精度や大きさ、接続性、耐久性などを考慮する必要があります。つまりLD光をレンズで絞りファイバー入力しますとファイバー入力端面で戻り反射光が発生し、光信号ノイズを発生し正しく信号をデイテクタアーPDが得る事が出来ません、このノイズを除去し正しい信号をデイテクタアーPDが得るように改善する為、光結合部分部材とPD部品の光通信間等に挿入し用いられる部材です。

アイソレータ製品詳細表

製品詳細紹介

■偏光無依存アイソレータ

波長488,532,638(nm)アイソレータ

 

特徴                     アプリケーション

高アイソレーション

低挿入損失

エポキシフリーの光路

高安定性高信頼性

薄型パッケージ

ファイバーアンプ

ファイバーレーザ

WDMシステム

送信機とファイバー機器

ケーブルテレビネットワーク


■仕様

注1)コネクターなしの値です。仕様は、予告なしで変更される場合が御座います。

注2)コネクター付の場合挿入損失:+1.0dB,リターンロス:-5dBとなります。

 

型番構成

□□□   -   □            □□  -   □□ / □□□

中心波長    ピックテールタイプ     ファイバ長     コネクタ

 

488       B:ベアファイバ     10:1.0m     N:None

532       L:ルースチューブ    15:1.5m               FC/PC

638       3:3mmケーブル     20:2.0m              FC/APC

詳細仕様表示

■ワイドバンドアイソレータ偏光無依存(830~1060nm)

 波長:830,850,980,1030,1060(nm)アイソレータ

特徴

 

高アイソレーション

低挿入損失

低PDL

高安定性・高信頼性

費用効果が良い

アプリケーション

 

ファイバーアンプ

ポンプレーザ

ファイバーセンサ

実験・測定


■仕様

※帯域上、23℃の値

※※コネクタ損失、接続損失、ファイバー端でのフレネル損失は除く

詳細仕様表示

■ナローバンド偏光無依存光アイソレータ 短波長1060nm

特長

 

高アイソレーション

低挿入損失

低反射減衰量

低PDL

エポキシフリー

アプリケーション

 

ファイバーアンプ

CATV 光ファイバーリンク

光ファイバーシステム試験

光ファイバーLANシステム

遠距離通信


■仕様

 ※帯域上、23℃での値

 ※※コネクター損失、接続損失、ファイバー端でのフレネル損失は除く

詳細仕様表示

■TGG偏光無依存アイソレータ 850/980/1060nm

特長

 

高アイソレーション

低挿入損失

低PDL

高安定性・高信頼性

コストパフォーマンスが良い

アプリケーション

 

ファイバーアンプ

ポンプ光

光ファイバーセンサー

試験・計測


■仕様

   ※写真と実際の商品は、若干異なる場合が御座います。

   詳細仕様書表示

■デュアル・ステージ・アイソレータ850/960/1060nm

特長                    アプリケーション

 

低挿入損失                 光アンプ

高アイソレーション             ポンプレーザ光源

低PDL                  ファイバーセンサー

高安定性・高信頼性             試験・計測

広帯域波長                 計測計器

コストパフォーマンスが良い

■仕様

    ※写真と実際の商品は、若干異なる場合が御座います。

   詳細仕様書表示

■BIG偏光無依存アイソレータ1060nm

特長

 

高アイソレーション

低挿入損失

低PDL

高安定・高信頼性

コストパフォーマンスが良い

アプリケーション

 

ファイバーアンプ

ポンプ光

光ファイバーセンサ

試験・計測


■仕様

       ※写真と実際の商品は、若干異なる場合が御座います。

       詳細仕様表示

■シングルモードアイソレータTGGタイプ

 532/650/780/850/980/1030/1058/1064nm

■仕様

 コネクタなしでの値です。仕様は、予告なしに変更になる場合がございます。

 カスタム仕様をご希望の場合は、その旨をご連絡下さい。

 

■パッケージ

■品番構成

□□□   □□□□□   □□□□□   □□□□  □□□  □□□□□

中心波長 ファイバータイプ ケーブルタイプ ファイバ長 コネクタ パワー等指定下さい

2024年■ お知らせ

半導体製造設備ラインの延命・保守修復サービス開始

東北エリア鶴岡支店2月1日

山形県鶴岡市みどり町12-10

COREビル1F にて営業時間

AM9:00~PM17:00

Email:tsuruoka@yhtc.co.jp

TEL: 0235-35-0771

 

年末年始休暇 

2024年 12月28日~

2025年 1月5日

 

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