組込 ・ 試作型 LD駆動制御用周辺要素回路ボード
ここで紹介します、低ノイズの基板は、半導体レーザ光にノイズが影響せぬ様ように配慮した設計基板を紹介しています。スペクトル線幅を、忠実に再現する事が可能です。又スイッチング電源を用いても、ノイズ性能に影響は、有りません。光コムシステムに於いて十分性能を発揮致します。
QPS100は、最大2Aの駆動が可能な定電流電源です。
低ノイズなので、重要なアナログコンポーネント(アンプ、データコンバータ、発振器、位相ロック、ループなど)の性能を最大限に引き出すことができます。
型番及び仕様特性。
型番:Qps100p-5
LD駆動出力電圧:+5V (電圧調整2V~15V可能)
LD駆動出力電流:2A
駆動電圧ノイズ(1KHz): 1.1nV/√Hz
RMSノイズ:1.5 µV
温度特性係数:10 ppm/°C 負荷変動:0.5%
入力許容電圧:5.5 V~7 V (適値:6 V )
動作温度環境:-20℃~70℃ 外観寸法:73 mm x 25 mm x 11 mm 自重:14g
型番:Qps100N-5
LD駆動出力電圧:+5V (電圧調整2V~15V可能)
LD駆動出力電流:2A
駆動電圧ノイズ(1KHz): 1.7nV/√Hz
RMSノイズ:1.8 µV
温度特性係数:20 ppm/°C 負荷変動:0.5%
入力許容電圧:5.5 V~7 V (適値:6 V )
動作温度環境:-20℃~70℃ 外観寸法:73 mm x 25 mm x 11 mm 自重:14g
外観寸法
QPS100P 解説
前準備
1. 出力コネクタに負荷を接続します。
2. 2. 基板に-5.5V~-7V(-6V推奨)の電圧を供給してください。
出力電圧の変更
出力電圧を-2Vから-15Vの間で設定するには、Bの抵抗を取り除き、Cの抵抗RまたはAのトリ
ミングポテンショメータを追加します。
トリミングポテンショメータを追加することで、出力電圧を-2 Vから-15 Vの間で設定できま
す。
出力電圧 -Voutは、以下の式で与えられます。
-Vout = - R × 400 µA
入力電源電圧は,-Vout - 0.5 Vから-Vout - 2 V(Vout - 1 Vを推奨)の間で維持する必要があります。
QPS100N解説
前準備
1. 出力コネクタに負荷を接続します。
2. 2. 基板には-5.5V~-7V(-6V推奨)の電圧を供給してください。
出力電圧の変更
Bの抵抗を取り除き,Cの抵抗RまたはAのトリミングポテンショメータを追加することで,出力電圧を-2V~-15Vの間で設定できます。
Cに抵抗Rを追加するか,Aにトリミングポテンショメータを追加することで,出力電圧を-2 Vから-15 Vの間で設定できます。
出力電圧 -Voutは、以下の式で与えられます。
-Vout = - R × 400 µA
入力電源電圧は,-Vout - 0.5 Vから-Vout - 2 V(Vout - 1 Vを推奨)の間で維持する必要があります。
電圧ノイズ密度
下図は,QPS100Pの電圧ノイズ密度(出力電圧+5V)を示しています。
短期安定性
QPS100シリーズ(+5V出力電圧)の2A駆動時の1時間後の安定性を下図に示します。
温度依存性
下図にQPS100シリーズの温度安定性を示します(出力電圧は+5V)。
負荷変動
下図は,QPS100シリーズの出力電圧と出力電流の関係を示しています(出力電圧は+5V)。
負荷過渡応答
下図にQPS100シリーズの負荷過渡応答を示します(出力電圧は+5V)。