二重対数光検出器 PD10R

 PD10Rは、一般的な光パワー測定用のデュアル対数光検出器です。PD10Rは、log(A)とlog(B)の2つのアナログ出力に加えて、調整可能なオフセットと2つのゲイン設定(x1とx10)を備えた対数比log(A/B)を提供します。PD10Rは、分光器のセットアップで直接吸収を測定するための完全なアナログソリューションを提供します。

詳細寸法

ご使用方法

VCC端子に5 Vを供給する。

 

フォトダイオードには,フォトダイオードあたり最大1.5mWの光パワーを供給してください。

 

(オプション) log A/Bのオフセットをポテンショメータで設定します。ジャンパーx1, x10でlog A/Bのゲインを設定します。

 

出力は端子台で行います。

出力電圧/光出力 評価特性

光源にはKoheron LD101 1550nm DFBレーザーを使用し、可変光アッテネーターを使用しています。

Thorlabs社のPM100D / S155Cパワーメーターで測定しました。

50 dBm(10 nW)から7 dBm(5 mW)の間で直線的な動作を確認しました。

周波数応答

いくつかの入力光パワーに対する対数アンプの周波数特性。

吸収測定

PD10Rは、少量の光パワーで正確な吸収測定を行うことができます。以下のセットアップで

HCNガスセルの吸収線を200nWの光量で観測しました。光源

は,60秒間で10℃から25℃まで直線的に温度を上昇させるDFBレーザーです。

PD10RのA入力とB入力にそれぞれ接続されています。

 3つの出力log(A)、log(B)、log(A/B)は、60秒の温度掃引中に同時に記録されました。

を同時に記録しました。log(A)およびlog(B)チャンネルで観測された強度の変化は,log(A/B)出力ではきれいに除去されています。

log(A)とlog(B)からlog(A/B)を計算すると、シアン色の曲線になります。

■ お知らせ

半導体製造設備ラインの延命・保守修復サービス開始

東北エリア鶴岡支店2月1日

山形県鶴岡市みどり町12-10

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