組込 ・ 試作型 LD駆動制御用周辺要素回路ボード
PD10Sは、5 kV/Aのトランスインピーダンスゲインと50 MHzの帯域幅を持つ光検出器です。PD10Sは、1MHzでのノイズ等価パワースペクトル密度が2pW / √Hz以下で、最大8VのDC出力電圧を備えており、PD100-DC光検出器に代わる製品として、CWレーザーのパワー安定化などの高ダイナミックレンジのアプリケーションに適しています。
取扱い説明
1.PD10S-5-DC光検出器のユーザーインターフェース
VCC端子には10.5V~13Vの電圧を,-VCC端子には-4V~-9Vの電圧を供給してください。
2.最大1.5mWの光パワーで光検出器を照らす。
3.出力はSMAコネクター(50Ωインピーダンス)で可能。
仕様
回路ブロック図
特性評価
出力電圧-入力光パワー
出力パワースペクトル密度
PD10S-5-DCの出力のパワースペクトル密度を,入射光パワーを変えて測定しました。
光源はKoheron社製LD101レーザーの1550nm。パワースペクトルの測定には,Koheron ALPHA250
FFTアナライザです。
周波数特性
小信号
大信号
平均入力光量777μで測定
雑音等価電力