PD10Sは、5 kV/Aのトランスインピーダンスゲインと50 MHzの帯域幅を持つ光検出器です。PD10Sは、1MHzでのノイズ等価パワースペクトル密度が2pW / √Hz以下で、最大8VのDC出力電圧を備えており、PD100-DC光検出器に代わる製品として、CWレーザーのパワー安定化などの高ダイナミックレンジのアプリケーションに適しています。
波長範囲 :900 - 1700 nm
小信号帯域 :0 - 50 MHz at 3 dB
カップリング:DC
光入力パワー: 0 - 1.3 mW
フォトダイオードのピーク応答性: 0.90 A / W
電源 (正) :10.5 - 13 VDC
電源(マイナス): -9〜-4 VDC
トランスインピーダンスゲイン :5 kV / A
出力電圧範囲: 0 - 8.2 V
雑音等価電力 :2 pW / √Hz (at 1 MHz)
出力インピーダンス :50Ω
静止電流: 40 mA/電源
外形寸法: 63 mm x 38 mm x 14 mm
フォトダイオード用コネクタ: FC
フォトダイオード有効径 :300 µm
出力: SMA
機械的詳細: M6メトリックブレッドボード (25 mm間隔) に対応
動作温度 :0 °C ~ 50 °C
入力光に対する出力電圧特性
計測環境設備
PD10S-5-DCの出力のパワースペクトル密度を,入射光パワーを変えて測定しました。
光源はKoheron社製LD101レーザーの1550nm。パワースペクトルの測定には,Koheron ALPHA250FFTアナライザです。
周波数特性
光出力スペクトル密度
電源ノイズ