大変ご迷惑をお掛けします現在本ページは工事中です。

半導体レーザ駆動制御電源の要素技術

関連キーワード: 半導体レーザ電源、半導体レーザ用電源、LD電源、LD用電源、LDドライバ、LD用ドライバ、レーザ電源|レーザダイオードドライバー|レーザダイオード電源|半導体駆動電源|

半導体レーザ駆動電源は、レーザ素子発振光の、パワー:PW)、波長:(nm)を制御する為、半導体レーザ駆動電源の他に温度コントロール機能が必要です。

半導体レーザ・モジュールの構成は以下図に示す様に、サーモモジュール(TEC)上にLD素子とサーミスターを配置し、LD素子自身が発する自己発熱による熱暴走破壊を防止する様な構造が取られています。

以上のことから、半導体レーザを駆動するには、以下の三種の機能を備えた電源が必要です。

①LD駆動回路用定電流電源

A)ACC(Automactic Current Control

 ACCとは、LDを駆動するための注入電流を一定に保つ制御方法で、ACCで得られる出力光は、光パワー、波長共、ある程度安定しますが、総じて不安定な出力と成ります。

B)APC(Automactic Power Control

 

 APCとは、LD素子内に内蔵付加されたPD(フォトダイオード)で光パワーをモニターする事で光パワー出力が一定に成る様にLD駆動注入電流を制御する方式です。得られる出力パワーは、比較的安定な出力光が得られるが、波長(周波数)出力は、不安定です。

②サーモ・モジュール駆動回路(PID温度コントロール駆動回路により目的設定温度に収束る。)

C)ATC(Automactic Temperature Contron

 ATCとは、駆動時の半導体レーザの温度が一定に成る様に温度制御を掛けて駆動する事。

特に温度制御用のサーモ・モジュールペルチェ素子)を内蔵する半導体レーザモジュールに付与されている。半導体レーザは温度上昇するスロープ効率小さくなったり、閾値電流大きく成るなど温度変化レーザ動作悪影響をおよぼすので、それを避けるために温度制御を行う。 

注)PIDとは:フィールドバック制御の一種でProportional,Integral,Derivative,を意味し、比例制御に積分と微分制御を加えたものをPID制御と言います。以下にP.I.D.の組み合せ制御による指定温度への収束軌跡グラフを示します。

半導体レーザのマウティグ形式

半導体レーザ素子のモジュール化へのマウッティグ形式には、以下に示す3種類がある。

3種類のコモン形式を示す。

LD駆動制御電源:従来のLD駆動制御電源

概要

 弊社KLDシリーズLD駆動制御電源は、半導体レーザーダイオードを安全且つ、安定的に駆動制御することを目的とし研究開発及び生産ラインでの使用を考慮して設計されたLD駆動制御電源装置です。本製品の構成を以下記します。

LD保護部としてサージ防止回路、レーザ素子駆動スロースタートスローダウン回路、LD駆動結線異常サージ回路、LD駆動電流リミッター回路、温度コントロールエラー検知回路が組み込まれており、各種エラーっと同時に、LDをシヨート保護し、アラームとしてLEDが点滅するように設計されており、如何なるLD駆動環境に於いてもLD素子を保護する様設計開発されています。LD駆動部に、オートカレントコントロール回路(ACC回路)、オートパワーコントロール回路(APC回路)、LDコモン形式選択切換回路、ACC/APC駆動切り替えスイッチが組み込まれています。

ACC回路は駆動電流を、1mAの精度でコントロールができるように設計されており、APC回路では1μAの制御精度でコントロールができるように設計されております。温度コントロール部は、温度制御回路、温度リミッター回路から構成され、温度制御回路はプラあっす間合い那須±1/100℃の精度で温度設定ができるように設計されています。又、各種モニター表示は、切り替えスイッチを切り替えることによって容易に確認できるように設計され、その他の機能として外部コントロール入力コネクターがあり、駆動電流入力、温度設定入力、LD駆動電流モニター、PD受光電流モニター、温度モニター、LDスタート/リセット、外部制御切り替えスイッチ、温度エラー出力より校正されています。本製品は、各種入力間違いによるLD破損や、現場での使用を考慮して、LD/PD駆動電流にはボリューム方式を、各種切り替えにはダイヤル式スイッチを採用しています。その為ベテランの方は無論の事、初めて半導体レーザーを扱われた方々にも、LDを確実に保護し且つ、長時間安定的に高精度制御を持続、再現性に富んだDATAを得る事を可能にしています。

尚、オプションにて、GP-IBもしくはRS-232C通信用ボードを追加することも可能です。

又、光コムシステム駆動用超低ノイズLD駆動制御電源を用意し、ゆらぎを低下する事で精度を1桁高める環境が整いつつあります。

LD駆動変調方式

■EOM(電気光学変調)

LDドライバー:KLD-300C

駆動電圧:5.3V

駆動電流:300mA

LD駆動可能コモン形式


LDドライバー:KLD-300D

駆動電圧:5.3V

駆動電流:300mA

LD駆動可能コモン形式


LDドライバー:KLD-300C2CH

駆動電圧:5.3V

駆動電流:300mA

LD駆動可能コモン形式


LDドライバー:KLD-300L

駆動電圧:5.3V

駆動電流:300mA

LD駆動可能コモン形式


温調付LDドライバー:KLDシリーズ

LDドライバー:KLD-300LT

温調付:サーモ・モジュール駆動方式

駆動電圧:5.3V

駆動電流:300mA

LD駆動可能コモン形式


LDドライバー:KLD-500LT

温調付:サーモ・モジュール駆動方式

駆動電圧:5.3V

駆動電流:500mA

LD駆動可能コモン形式


LDドライバー:KLD-1ALT

温調付:サーモ・モジュール駆動方式

駆動電圧:5.3V

駆動電流:1000mA

LD駆動可能コモン形式


LDドライバー:KLD-2ALT

温調付:サーモ・モジュール駆動方式

駆動電圧:5.3V

駆動電流:2000mA

LD駆動可能コモン形式


LDドラバー:KLD-3ALT

温調付:サーモ・モジュール駆動方式

駆動電圧:5.3V

駆動電流:3000mA

LD駆動可能コモン形式


LDドライバー:KLD-6ALT

温調付:サーモ・モジュール駆動方式

駆動電圧:5.3V

駆動電流:6000mA

LD駆動可能コモン形式


LDドライバー:KLD-10ALT

温調付:サーモ・モジュール駆動方式

駆動電圧:5.3V

駆動電流:10000mA

LD駆動可能コモン形式


超低ノイズLDドライバー(峡スペクトル線幅ダイオード・レーザ駆動用電源)

2024年■ お知らせ

半導体製造設備ラインの延命・保守修復サービス開始

東北エリア鶴岡支店2月1日

山形県鶴岡市みどり町12-10

COREビル1F にて営業時間

AM9:00~PM17:00

Email:tsuruoka@yhtc.co.jp

TEL: 0235-35-0771

 

年末年始休暇 

2024年 12月28日~

2025年 1月5日

 

We will be happy to respond to your inquiries.