OEM PCBマウントレーザーダイオードドライバー DRV10

 DRV10は、OEM用PCBマウントの低ノイズ・レーザ・ドライバで、準拠電圧は12Vです。DRV10は,最大36 Vの入力電圧に対応し,最大70%の効率を実現します。レーザー電流は、外部抵抗で設定します。

DRV10 回路ブロック図

端子説明

 

VCC(ピン1)。電源入力です。最大電源電圧は36 Vです。最小電源電圧はVmin = Ilaser * 10 Ω + 1.5 V + Vlaserです。

 

EN (pin 2): イネーブル端子。VCCまたはGNDに接続して,レーザー電流を有効または無効にします。このピンをフローティングにしないでください。イネーブルの閾値は1.8 Vです。

 

GND (3, 6, 7 ピン): グランド

 

ILIM (ピン4): ILIMとGNDの間に抵抗を接続し,電流制限を設定します。電流制限は,Ilim = 200 mA * 750 Ω / RLIM で定義されます。電流制限機能が必要ない場合は,このピンを GND に接続してください。

 

RSET (ピン5)。レーザー電流を設定するために,RSETとLD+の間に抵抗を接続してください。レーザー電流は Ilaser = 200 mA * RSET / 10 kΩ で定義されます。

 

LD+ (ピン8): レーザーのアノード端子です。レーザーのアノードをLD+に,レーザーのカソードをGNDに接続してください。DRV10は、アノードが接地されたレーザーでは動作しません。

 

DRV10 詳細寸法

電流ノイズ 特性

 DRV10レーザダイオードドライバの電流ノイズを,電源電圧5V,5Ωの抵抗を介して測定した。

 10Hz〜1.1MHzの帯域における積算ノイズは、電流100mAで158nArms、電流200mAで159nArmsとなりました。

 DRV10のレーザーダイオードドライバーは、DC/DCコンバーターから供給されました。1MHzにおける電流ノイズのピークは、レーザーダイオードドライバー自体に起因するもので、より静かな電源を使用しても低減することはできません。

■ お知らせ

半導体製造設備ラインの延命・保守修復サービス開始

東北エリア鶴岡支店2月1日

山形県鶴岡市みどり町12-10

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