PD100光検出器は、100MHzを超える帯域幅を持つ増幅型光検出器です。PD100光検出器は、数百µWの入射電力でショットノイズを制限して動作するように設計されており、コヒーレント・センシングのための完璧な候補となっています。PD100光検出器は、InGaAsフォトダイオードを搭載したタイプと、フォトダイオードを搭載しないタイプがあり、また、AC/DC結合タイプがあります。
ご使用方法
VCC端子には6V~12Vの電圧を,-VCC端子には-6V~-12Vの電圧を供給します。基板は内部で±5Vに調整されています。6V以上の電源を使用すると,電源ノイズの除去率が大幅に向上することなく,消費電力が増加します。
光検出器には最大2mWの光パワーを供給してください。トランスインピーダンスアンプの線形出力電圧範囲は,-3.5 V~3.5 Vです。対応する光出力は、お使いのPD100のトランスインピーダンスゲインとカップリング(ACまたはDC)によって異なります。
出力はSMAコネクター(50Ωインピーダンス)で利用可能です。
回路ブロック
フォトダイオードの実装
本製品は、TO Canフォトダイオードに対応しています。
ホトダイオード足Pin配置図
詳細寸法図
出力パワースペクトル密度
PD100の出力のパワースペクトル密度を、異なる入射光パワーに対し以下に示します。スペクトラム・アナライザーはテクトロニクス社製RSA306とミニサーキット社製ZFL-500LN+ 28dBローノイズ・アンプを使用しています。
光源はKoheron LD100レーザー(1550nm)です。
周波数特性
雑音指数特性