組込 ・ 試作型 LD駆動制御用周辺要素回路ボード

トランスインピーダンスアンプ PD10TIA

 PD10TIAは,帯域幅1MHz,入力基準電流雑音1pA / √Hz以下のトランスインピーダンスアンプ(TIA)です。入力容量が2nFまでのフォトダイオードに対応しています。

仕様

能ブロック図

特性評価

周波数特性

  1. PD10TIA 取扱い説明

1. VCC端子には,5.5V~9Vの電圧を供給してください。

-本機は内部で±5Vに制御されています。6V以上の電源を使用すると、消費電力が増加します。

6V以上の電源を使用すると、消費電力が増加しますが、電源ノイズの除去率は大きく向上しません。

 

2. SMA入力には,最大50 µAを供給する。トランスインピーダンスアンプの直線的な出力電圧範囲は,-3.7V~5Vです。

トランスインピーダンスアンプの直線出力電圧範囲は,-3.7V~+3.7Vです。

 

3. 出力はSMAコネクタ(50Ωインピーダンス)で利用可能です。

 

フォトダイオードのPD10TIAへの接続について

 PD10TIAは、外付けのフォトダイオードを使用するように設計されています。ここでは、同軸ケーブルを使用してフォトダイオードとPD10TIAを接続するための

フォトダイオードとPD10TIAを同軸ケーブルで接続します。

図中のCdとCcoaxは,それぞれフォトダイオードと同軸ケーブルの寄生容量を表しています。

を表しています。

シングルエンドの検出器

バランス型検出器

同軸ケーブルの長さと入力静電容量

 

入力容量は,シングルエンド検波器の場合,Cin = Cd + Ccoax

又、バランス検波器の場合は、Cin = 2 Cd + Ccoaxとなります。

バランス型の場合はPD10TIA-80-DCは、2nFまでの入力容量で安定しています。

一般的な50Ωの同軸ケーブルの場合、単位長さあたりの静電容量は1pF / cmです。なお,入力端子の特性インピーダンスは特に必要ありません。

入力同軸ケーブルの特性インピーダンスは特に必要ありません。

入力容量は、主にアンプのノイズ性能に影響します。例えば,一対のフォトダイオードを用いたバランス

例えば,感度0.9A/Wのフォトダイオード2個を用いて,Cd=5pFのバランス型検出器を製作しました。雑音等価電力を測定しました。

Ccoax = 1 pF / cm x 200 cm = 200 pF)を使用した場合と、長さ2メートルの同軸ケーブルを使用した場合のノイズ等価電力を測定しました。

基板寸法図

2024年■ お知らせ

半導体製造設備ラインの延命・保守修復サービス開始

東北エリア鶴岡支店2月1日

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2025年 1月5日

 

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